熱中症ってなに!?予防と対策。
2020.08.03
ついに金沢も梅雨明け宣言が出ました!!
今年は雨の日が多くやっと梅雨が明けた感じですね。
ニュースなどでは毎日
熱中症が報道されています…
熱中症はこの時期どうしても増えてくるので
正確に熱中症の事を知ることが大切になってきます。
なので熱中症について簡単にまとめましたので
今回は
熱中症について。予防と対策
と題して書いて行きたいと思います。
では早速。
まずは
熱中症とは??
熱に中る(あたる)という意味で暑熱環境によって起こる障害の総称。
と定義されてるみたいです。
熱中症はその病態によって3つの病型に分類されます。
*血管拡張によって一過性のめまい、失神を起こす熱失神も含めて4つに分類される場合もある。
①熱疲労
脱水によって起こります。
全身倦怠感、 脱力感 、めまい、 吐き気、 嘔吐、 頭痛
の症状があります。
体温の上昇は著名ではなく発汗が多く
血圧低下、頻脈、皮膚蒼白 とまります。
一般的に1番多い熱中症です。
②熱けいれん
大量の発汗があって水のみ補給した場合に起こります。
主たる病態はNa欠乏性脱水とされています。
筋の興奮性が亢進して四肢や腹筋の痙攣と筋肉痛が起きます。
③熱射病
脱水によって体温調節機能が破綻した状態。
高体温と意識障害が特徴的。
血液凝固障害や
脳、肝、腎、心、肺などの全身の多臓器障害を合併し、死亡率も高い。
熱射病は死の危険が迫った緊急疾患であり
冷却の処置をしながら一刻も早く集中治療
の出来る病院へ運ぶのが望ましい。
この3つの分類に分けられます。
熱中症を予防するためには
①こまめに水分を補給する。
水やお茶も良いが、ミネラルも一緒に摂取出来るスポーツドリンクが理想。
ただスポーツドリンクは糖分が多すぎるた
め理想は糖分が少なめでミネラルが多い
OS-1 経口補水液がよい。
少しまずい??らしいが…
気をつける事は水だけを大量に摂取しないこと。熱けいれんになる恐れがあるため。
②無理せず外出しない。
湿度が60%を超えると気温が30℃以下でも熱中症になる確率がグンと上がります。
気温が高いときは無理せず外出しない。
湿度が高いときはより注意が必要になります。
③クーラーをケチらないで使用する。
冷房が苦手だから…と使わないで
熱中症になる方が沢山います。
26〜27℃が推奨されてますが
28〜29℃でも扇風機を使えば十分涼しくなります。
もし熱中症になってしまったら。
まず
①涼しい場所に移動する。
②服を緩めて寝かせ水分を補給する。
③水をかけてあおぐなどして体温を下げる。
④太い動脈がある頚部、脇、鼠径部を冷やす。
が大切になります。
これからも暑い日が続きます。
皆さん無理せず元気に生活しましょうね!